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願書&面接の禁句集 父親編
 

本気で入学する気があるのかどうかを見極めたい。これが保護者面接の目的と言っても過言ではありません。1人の受験者は平均して6〜7校を受験します。入学するのは1校ですから、それ以外は、合格を辞退することになります。合格したら必ず入学するのか。それを知る手がかりとなるのが、志望理由です。受験校のホームページからのコピーのような志望理由であれば、「合格しても入学する気がない」と見なされるでしょう。受験校の教育方針をどれくらい理解したうえでの受験なのかも、保護者の熱意とか本気度を知るバロメーターになります。保護者面接は合否に関係ないという学校が多いのですが、そんなことはありません。保護者面接が合否を左右重要な要素であることは間違いありません。

*「願書&面接の禁句集 父親編」は、約50項目(「父親編001〜050まで)の記事をアップする予定です。

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父親編001 (志望理由を聞かれて)御校の建学の精神に共感しました 
 

*「建学の精神」を志望理由に盛り込むのは避けたほうが賢明です。何人かの校長先生に聞いたのですが、「本校生え抜きの私でさえも、創立者の思想を理解できているとは言えません」という答えが返って来ました。ある校長先生は、「ホームページをさらっと見ただけで創立者の建学の精神におおいに共感しましたといわれても・・」と苦笑いをしていました。受験校の良さは何なのか、受験校が力を入れている施策は何なのかを10〜20ほどリストアップしてください。それを目につきやすい場所に張っておいて、毎日、見てください。そうすると、わが子をこの学校に通わせたいと思った理由がはっきりして来ます。それが説得力のある志望理由になります。



父親編002 (志望理由はお父様が書いたかと聞かれて)妻が書きました  
 
*願書の志望理由は母親が書いているケースが多いといわれています。私立受験を思い立ったのも、幼児教室に問い合わせたり、授業を見学したり、体験授業を受けたのも母親でしょう。受験校(園)の学校説明や公開の行事に参加したのも母親だとおもいます。父親は、母親から幼児教室はこれこれの理由でココに決めた。反対する理由はないからOK。受験校(園)は君がいいとおもったら、そこを受験したらいい等々、わが子の受験準備は妻に丸投げ。願書だけは父親が書いてほしいと言われて、受験校のホームページを見て志望理由を書いても妻の了解は得られない。願書提出の期限を前にして、妻が書いた文章を丸写し・・こういうばあい、この志望理由はどなたが書きましたかと聞かれることがあります。「妻が書きました」は言っちゃならない禁句とおもってください。


父親編003 (志望理由を3つに絞って・・と言われて)ええと・・  
 

*志望理由は3つか4つに絞って、箇条書きで具体的に書いて(言って)くださいと指示される場合もあります。「3つか4つ」に絞って・・といわれると、ええと・・と言って、とっさに答えられない人がいます。志望理由は1つではありません。学校研究が進めばすすむほど志望理由は増えて行きます。面接官が「3つか4つ」と条件をつけたのは、学校研究の深さの度合いを知りたかったためです。「ええと・・」と、とっさに答えられないのは面接官の心証を悪くするかもしれません。志望校の良さ・特徴などは、いつでも、3つや4つは答えられるようにしておいてください。



父親編004 (願書の志望理由に付け加えることは何かと聞かれて)とくにありません  
 
*面接官からこの質問が出るのは、志望理由が抽象的になっているとか、ホームページからの抜き書き、妻が書いた志望理由を丸暗記しているのではないか等の疑念をもったときです。要するに、父親の志望理由がはっきりしないと判断されたのですから、願書に書いた志望理由とは別の志望理由を答える必要があります。逆に、志望理由は平凡だけれど、両親の人柄は好感を持てる。合格させる材料を保護者のほうから提供してほしいというときに、この質問が出るばあいもあります。どちらにしても、学校研究の深さをPRするチャンスをもらったようなものです。「とくにありません」と答えてしまったら、もったいない話です。

父親編005 (学校説明会に参加してもらえたかと聞かれて)急な用事が入って・・ 
 
*学校説明会に父親が参加していないのは減点の対象になるとおもってください。受験は「試験慣れのため」とか「滑り止め」であって、「合格しても入学する気がない」とみなされるリスクがあります。第一志望校もしくは第二志望校くらいは、万難を排して学校説明会に参加してください。面接の席で「急な用事が入って・・」と弁解しても、「どんな用事ですか」と追及されることはありませんが、面接官の印象はよくないと覚悟してください。

父親編006 (他校は受験しますかと聞かれて)受験するのは御校1校だけです。 
 

*1校しか受験しないというのは極めて稀なケースです。特別な事情があって、「1校受験」と決めたのだとおもいます。しかし、私立受験は1校だけと、あえて願書に書き、面接の場で強調することによって「特別なはからい」を期待するのであったら、そういう姑息なことは賛成できません。もし、最初から複数校を受験する予定であれば、正直に答えたほうがいいでしょう。

 
父親編007 (国立大学附属小に合格したら)・・・(無言) 
 
*近隣の公立小学校はいろいろな問題があって私立を受験することになったが、国立大附属小も受験したい・・というケースが少なくないようです。超難関校の合格を辞退して、国立大附属小に入学を決めたという例がいくつかありましたが、それほど国立大附属小は魅力があるのかもしれません。この質問は、保護者がどう答えるかわかっているのにあえて聞いています。「無言」は「はい」という肯定と同じですが、大人の対応が求められるケースです。「いいえ」は白々しいでしょう。「悩ましいところです」とでも曖昧に答えておけばいいとおもいます。

父親編008 (本校を知ったきっかけ友人の紹介です  

 
*「友人の紹介」「尊敬する職場の先輩からのアドバイス」「受験校(園)は自宅の家の前」等々、(本校を知ったきっかけは)いろいろありますが、この質問に対する答え方のポイントは、「きっかけ」ではなく、「知った後、どうしたか」です。卒業生やお子さんに在校生がいる知り合いに話を聞いたとかホームページをよく読んだとか、運動会などの学校行事にもいくつか参加して受験を決めた等々、そこまで踏み込んで答えてください。

父親編009 (お父様は私立受験に賛成でしたかと聞かれて)消極的な賛成です
 
*母親が私立受験を言い出して、父親は、反対する理由がないから「消極的な賛成」というケースが多いとおもいます。にもかかわらず、面接官がこの質問をするのは、父親が「消極的な賛成」のままだったら入学を受け入れてもいいのかどうか、つまり合格させていいかどうかが不安だからです。合格を辞退されるというリスクもあります。また、入学しても、学校行事等への協力が得られるのかも不安材料です。この質問が出たら、最初は消極的に賛成したけれど、御校の教育方針等をいろいろ知る過程でわが子にはぜひ御校で学ばせたいと思うようになったと答えるべきです。「消極的な賛成です」と答えただけでは、熱意がまったく感じられず合格しても入学する気がないとみなされます。


父親編010 (お休みの日、お子さんとはどのように過ごしたかと聞かれて)公園でボール投げをしたり・・  
 

*この質問には、「公園でボール投げ」とか「博物館や美術館巡り」などの回答例が多いですね。「(娘と一緒に)一緒にケーキをつくる」という回答もありました。こういう回答でも悪くはないのですが、「男親らしさ」が感じられると面接官の印象に残ります。「息子と2人で登山(日帰り)に挑戦した」とか「親子キャンプ(一泊)に参加」というケースもありました。面接官も子を持つ親です。休みの日は家でゴロゴロと気儘に過ごしたいという父親の気持ちはよくわかっています。「公園でボール投げ」と聞けばご苦労様ですと言いたいところでしょう。ある父親は、息子と私の趣味は遺跡探索です。私の休みの日には、息子が組んだ計画の通りに出かけていますという話を聞いて、ああ、いいお父さんだなと感じました。この回答例のどこがいいかというと、遺跡探索は小学校受験のためではないという点です。



父親編011(中学受験について)中学受験の主体は子どもですので・・ 
 

*この回答は「正論」のようですが、受験校(園)によっては、この父親は中学受験の実態がよく理解できていないと面接官は首を傾げるかもしれません。中学受験の成否は父親次第といわれています。父親の強烈なリーダーシップがないと難関中学への合格は難しいのが現実です。小学校3年生ぐらいから父と子の二人三脚を始めるくらいの覚悟があるのかどうかを聞かれています。有名・難関中学への合格実績をウリにしている受験校(園)であれば、「中学受験の主体は子どもですので・・」は禁句同然の答えとなります。



父親編012 () 
 


父親編013 (父親から見て、お子さんの長所はなにか)やさしい子です
 
*幼稚園では、動作が遅い子どもに対して、大丈夫だよ、一緒にやろうと声をかけてあげるようなやさしさがあると先生からほめられています。だから・・と「やさしさ」を強調したいのかもしれませんが、面接官が父親にこの質問を投げかけたのは、「男親の視点」が知りたかったためとおもいます。仮に「強情です。いったん言い出したら簡単には撤回しません」と答えたとしましょうか。「強情」というのは、男親の目には「長所」と映っているかもしれません。わが子が世の中に巣立ったときは、この性格はそのまま残しておいたほうがいいとおもうのであれば、「強情な性格」を長所と答えてもいいとおもいます。「強情な子」は教えにくいから減点ということは考えにくいですね。


父親編014 (家訓のようなものがありましたら・・)何もありません
 

*面接官は「家訓」とはいわずに「家訓のようなもの」と言っています。「父親」として、あるいは「男親」としての信念を答えればいいと思います。電力会社で働く父親がこれと同じ質問をされて、「私は送電線が切れたようなときは、真夜中でも現場に駆けつけます。嵐やひどい雨の中での作業になりますが、一刻も早く送電が回復することが私どもの使命だとおもって仕事に取り組んでいます」と答えて、面接官は面接に同席していた子どもにあなたのお父さんはすばらしいですねと語りかけたという話を校長先生から聞いたことがあります。「家訓のようなものがありましたら・・」と聞かれて「何もありません」と答えたらもったいないですね。



父親編015 (お父さんが本気で叱ったのはどんなときか)父親にウソをついたとき
 
*子どもは父親に対して知っていることでも知らないと言います。母親が見ていないときに弟を叩いても、ボク、そんなことしないよと平然と言います。厳しく叱られたときは泣けば許してもらえるとわかっています。「いけない」といわれればやってみたくなります。それが5歳6歳の子どもの本性です。だから、お父さんが本気でわが子を叱ったのはどんなときかと聞かれて、子どもが親にウソをついたときと答えるのは正解です。しかし、男親にこの質問が投げかけられたときは、面接官は別の答えを期待していたのかもしれません。


父親編016 (子どもにとって父親とはどんな存在か)
 


父親編017 (お父さんはどんな育てられ方をしたか)ほったらかしでした
 

*この質問が出たとき、多くの父親は「勉強しろと言われたことはありません」とか「



父親編018 (お子さんと過ごす時間をどう捻出しているか)毎朝、30分息子と対話
 


父親編019 (もし、今日、お子さんが熱を出していたら・・)受験させます

 
*小学校受験は1度しかチャンスはありません。1年間、あるいはもっと前から受験準備をしていたとしても、たまたま試験当日の朝、お子さんが熱を出したというケースはあります。もし、ベッドから立ち上がれないほど熱が出ていたら、受験は断念せざるを得ないでしょう。もっとも子どもは7度近い熱が出ていても何も言いません。いつものように元気よく幼稚園に行きます。だから、仮に「熱があっても、自力で歩ける状態だったら、受験させます」と答えたとしても、やむを得ないでしょう。しかし、もし、感染性の強い病気であったら受験を強行するのは考えものです。小学校受験のチャンスを逃したとしても中学で再挑戦することもできます。受験させるか断念するか、父親の出番です。


父親編020 (友人知人との家族ぐるみの交流は?)なかなか時間がとれていませんが、いずれ・・
 


父親編021
 
 


父親編020 
 
 


「願書&面接の禁句集 両親編」 (100項目収録予定)
「願書&面接の禁句集 父親編」 (50項目収録予定)
「願書&面接の禁句集 母親編」 (50項目収録予定)
「願書&面接の禁句集 子ども編」(50項目収録予定)