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願書&面接の禁句集 母親編
 

母親の面接対策で注意しなければいけないのは、しゃべりすぎです。一問一答のポイントは「簡潔に!」です。学校によっては、30秒以内でお答えくださいとか、1つ、何々、2つ、何々と箇条書きふうにお答え下さいと注文をつけているケースもあります。面接官の質問に対して、的確に、要領よく答えていないお母さん方が多いのかもしれません。一方、しゃべりすぎとは逆に、「言葉足らずというミス」 もあります。下記の「母親編001」「母親編002」のようなケースですが、この質問は合格させる材料をそちらから提供してくださいといわれているようなものです。こういうときに、「主人と同じです」「とくにありません」と答えたのでは面接官はがっかりします。母親の面接対策はしっかりと準備されているのですが、それでも、面接官の知りたいことはそこじゃありませんとか、それは伏せたほうがいいとか、曖昧な答えは誤解を招くという場合もあります。

*「願書&面接の禁句集 母親編」は、約50項目(「母親編001〜050まで)の記事をアップする予定です。

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母親編001 (志望理由を聞かれて)主人と同じです 
 

*父親に志望理由を質問した後、母親にも同じ質問が出ることがあります。父親の志望理由が曖昧であるとか、ホームページから切り張りしたような「ザツな志望理由」だと、本気で入学する気があるのかどうか、そこに疑問が出ます。そのばあい、念のため母親にも志望理由が質問されます。父親の志望理由ではナットクできなかったのですから、「主人と同じです」と答えたのでは、本気度が疑われます。願書に記入した志望理由、父親が答えた志望理由、そのどちらでも面接官は満足していなかったのです。そういうケースもあり得るという前提で、母親は別の角度からの志望理由を用意しておく必要があります。



母親編002 (ご主人の志望理由に付け加えることがあれば)とくにありません 
 

*この質問が出る理由は2つです。1つは父親が答えた志望理由に面接官が疑念をもったばあいです。もう1つは、父親が答えた志望理由に問題はない。母親の意見も聞いてみたいとおもったばあいです。面接は、「わが家・わが子のPRの場」でもあります。面接官の質問にどう答えるかではなく、「合格させる材料を提供する場」と割り切ってください。ご主人の志望理由に付け加えることがあれば・・と質問されたのは、もっとPRしてもいいですよというサインです。「とくにありません」はもったいないですね。



母親編003 (本校の受験をいつ頃から考えたかと聞かれて)入試のある年の4月です
 

*受験のために「特別な準備」は必要ないといわれていますが、幼児教室などで指導を受けないと合格できないという現実を承知の上で、面接官はいつから受験準備を始めたかを聞いています。準備期間が長ければ長いほど、面接官の評価は高いでしょう。祖母も母親も受験校(園)の卒業生であれば、「この子は生まれたときからこの学校に入るための準備をしたきたようなもの」と言っても言いすぎではありません。となると、「入試のある年の4月です」と正直に答えてもいいのかどうかは、受験校(園)次第です。面接官が知りたいことは、本校の受験のために、どんな準備をしたのかです。準備期間がほとんどなかったと明らかにわかる答えでは、本気度に「?」がつきます。



母親編004 (学校行事には参加できますか)できる限り協力したいとおもっています 
 

*両親ともに仕事をもっているばあいは、この質問が出るとおもって答えを用意しておいてください。「万難を排して」とか「できる限り協力したい」などといった抽象的な答えではなく、「何々の仕事をしていますが、事前に休暇届けを提出しておけば休める職場環境です」とか「勤務医ですが、1か月前であれば代診を手配してもらえます」など、学校行事に参加できることを具体的に説明したほうが説得力があります。学校行事への参加は「協力」ではなく、先生方と一緒にやらせていただければこんなうれしいことはありませんと付け加えてもいいですね。



母親編005 (お母様は本校の卒業生ですが、何かお気づきのことがあれば・・)昔は・・延々と
 

*保護者面接は10分〜15分です。親子面接であれば父親と母親と子どもが面接官の質問に答えなければなりません。10秒20秒でも無駄な時間はつくりたくないと面接官はおもっているでしょう。そんなときに、なぜこういう質問が出るのかふしぎですが、それはともかく、昔は、こうだった、ああだったと延々としゃべってはいけません。簡単明瞭が最大のポイントです。忌憚のないご意見を・・となどといわれても、批判めいたコメントは禁句です。



母親編006 (お子さんの長所短所を聞かれて)やさしくて思いやりがあって・・ 
 

*この質問に対しては、相変わらず、やさしくて思いやりがあって、家事を手伝ってくれて・・という回答が多いのですが、面接官は、またか・・と食傷気味になっているかもしれません。だから、変わったことを言ったほうがいいというのではありませんが、受験校(園)はどんな子どもを求めているかを考えてください。中学受験で難関校への合格実績があるという学校でしたら、「やさしい」とか「思いやり」よりも、「入学後に伸びる素質をもった子」をほしいとおもうのではないでしょうか。わが子の長所短所は固定的なものではなく、受験校(園)によって違って当然です。いつも同じ回答ではなく、臨機応変に!



母親編007 (どんなお子さんですかと聞かれて)「的確に、要領よく話す」  
 

*この質問に対して、面接官は母親がどう答えるかにはあまり興味はないとおもいます。我が儘で、自分勝手で、ちょっと叱っただけで泣くし、ゴネるし・・などとは口が裂けても言わないでしょう。なぜ、この質問をするかというと、「母親の表現力を知りたいため」と話してくれた校長先生がいました。言いたいことを「的確に、要領よく話す」というのは、なかなかむずかしいことです。面接官は、保護者の答えに対して、要するに、おっしゃりたいことはなんでしょうかなどと失礼なことは言いません。さも感心したようにこちらの話を聞いてくれますが、内心、この母親に育てられた子どもは・・とおもうかもしれません。普段、ご自分がどんな話し方をしているのかをチェックしておくことも必要です。ご主人から、要するに、何を言いたいのかと言われることがあるようでしたら、「的確に、要領よく話す」練習をしておく必要があります。



母親編008 (お子さんは1人で何ができますかと聞かれて)お花の水遣り、金魚の餌やり・・ 
 

*行動観察で「運動着に着替える」というテストを採り入れている学校があります。着替えるのに時間がかかる子はチェックが入ると聞いたことがあります。幼稚園(保育園)の支度は一人でできるようにしておいてください。料理の簡単な盛りつけや配膳、後片付け、洗濯物の整理なども、一人でできるようにしておくとPR材料になります。鉢植えの花に水遣りをする、金魚の餌やり、散らかった紙屑を拾う・・なども一人でできるという答えが少なくないのですが、この程度のことは強調するようなことではありません。



母親編009 (どんなときに叱りますかと聞かれて)「早くしなさい」「何度教えたら・・」 
 

*部屋の目立つところに大きな白紙の紙を張っておいて、どんなときに叱ったかを書き出してください。20も30もリストアップすると、どんなときにわが子を叱っているかが一目瞭然です。「早くしなさい」「はいと返事をしなさい」「何度教えたらわかるの」「のろのろしない」「なぜこんなに簡単なことができないの」「誰それちゃんはもっとできるわよ」「お父さんに叱ってもらうからね」「今日はおやつはなし」等々、ココをご覧になっているお母さんは、そんなバカげた叱り方はしないでしょうが、一度、書き出してみてください。これは叱っちゃいけないとおもうときは、それは禁句です。



母親編010 (母親の役割は何だと思いますか)きれい事はいわない 
 

*三度の食事をしっかり食べさせること、早寝早起きの励行など規則正しい生活を心がけること、もし、外で怖い目にあったとか悔しい思いをしたとか、友だちとケンカをして泣かされて帰ってきたようなときは、まず子どもを抱きしめて、もう大丈夫、安心していいよと言ってあげる。それが母親の役割だと思います。この文案を拝見したとき、添削の必要はありませんとコメントしました。この質問に対して、きれい事はいわないことがポイントです。




「願書&面接の禁句集 両親編」 (100項目収録予定)
「願書&面接の禁句集 父親編」 (50項目収録予定)
「願書&面接の禁句集 母親編」 (50項目収録予定)
「願書&面接の禁句集 子ども編」(50項目収録予定)
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