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2018年秋入試対策 願書・面接で触れてはいけない禁句集


●その1
「他校と比較して御校の教育環境は突出して素晴らしいと思います。」

*「添削担当者から」→受験者の多くが5〜6校以上受験していることは面接官は承知しています。また、本校は試験慣れのための受験か滑り止めか第一志望か。そのあたりの感触は願書もしくは一問一答での志望理由でおおよそのところは推測できるようです。志望理由に「都心にありながら静かで緑に恵まれた環境で・・」と書いてしまうケースが案外と多いのですが、面接官は、内心、そんな平凡なことしかおもいつかないのかと呆れかえっているかもしれません。「他校と比較して・・」という言葉は願書でも面接でも禁句とおもってください。難関校といわれる学校は比較されること自体を嫌います。逆に定員割れをしているような不人気の学校のばあい、たとえ面接官から「よそと比べて本校の印象は如何だったでしょうか」などと聞かれたとしても他校との比較は避けてください。

●その2
「勉学だけでなく躾も行きわたっている御校で学ばせたいと志願いたしました。」

*「添削担当者から」→学校は公立であろうと私立であろうと「勉学の場」です。勉学のために御校を志望したというのでは、志望理由になっていません。「躾も行きわたっている御校で・・」という文言を志望理由に加えると、躾は家庭の役割ですなどとやんわりと注意されるかもしれません。注意されなかったとしても、ぜひとも入学してほしい保護者というわけにはいかないでしょう。

●その3
「けじめのある生活習慣と同時に学びの喜びを体感できる小学校生活を送ってもらいたいと考え、貴校を志願しました。」

*「添削担当者から」→「けじめのある生活習慣」を身に付けるのは学校ではなく家庭の役割です。もし、面接で同じようなことを答えたら、保護者面接の評価欄には✓(チェック)が入ることを覚悟したほうがいいでしょう。もう1つ、この志望理由に欠けていることは、受験校(園)のことをどれくらい理解できているかがわかりにくい点です。「学びの喜びを体感できる」などという抽象的なことは書かずに、たとえば中高大の一貫教育の良さをPRしている学校であれば、そこを具体的に書いたほうが説得力のある志望理由になります。

●その4
「家ではカブト虫、熱帯魚、鈴虫を飼っており、娘が餌やりをしています。」
 
*「添削担当者から」→受験校は競争倍率が高く難関校の1つといわれています。願書の段階で、こういう子がほしいとおもわせるような記述がほしいところですが、上記の箇所はあまりにも平凡です。娘さんは「カブト虫、熱帯魚、鈴虫を飼っている」ようですが、むろん、これはこれで小さな子にはとても大事な経験であり、生き物を責任をもって飼育させるという教育効果もあります。しかし、もう少し精神年齢の高さを読み手(面接官)に印象づけるようにしてください。
 
●その5

「御校の豊かな感性と心を育む教育方針は我が家の子育ての目指している・・」

*「添削担当者から」→「受験校の教育方針=家庭の教育方針の一致」というバターン化した志望理由を今でも数多く見かけますが、こういう書き方はあまりおすすめできません。みんな同じような志望理由になってしまうためです。ホームページを呼んだくらいで、御校の教育方針はわが家と一緒ですなどと軽々しく口にしないでくれという面接官もけっこう多いことも知っておいてください。そもそも教育方針が一致しているかどうかは受験する側が口にすることではなく、面接官が判断することです。保護者のほうから言い出せば、それは「押しつけ」となり、面接官がもっとも嫌います。「受験校の教育方針=家庭の教育方針の一致」は禁句とおもってください。
 
●その6
「私(母親)が風邪で咳がでる時には背中をさすってくれるような優しい娘です。」

*「添削担当者から」→どんなお子さんですかと聞かれて、思いやりのある子、心のやさしい子を強調したいとおもってのことでしょうが、面接官は聞き飽きています。たとえ、お母さんが風邪で寝込んだとき甲斐甲斐しくいろいろやってくれたとしても、面接官は、またか・・とうんざりするだけです。


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