添削担当者からの一言*あなたの弱点はココかも・・(その1) |
*そんなつもりで言ったんじゃないという経験はどなたにもあるとおもいますが、保護者面接の場では、言い訳や修正はできません。言葉は、いったん外に出ると、一人歩きをします。真意とは逆の受け止め方をされることもあります。不用意な一言が面接官の心証を悪くする場合もあります。
*面接官から「どんなお子さんか」と問われて、「相手の表情や声のトーンなどで、相手がどんな気持ちなのかを理解できる神経の細やかさがある」と答えるつもりですという文案をお送りいただきましたが、大人の顔色をうかがうような育ち方をした子どもかと誤解されます。面接官は再質問をして真意を聞き直すことはしません。この言葉、答え方でこちらの真意は正確に伝わるのか。ふだんから、言葉を吟味するという習慣をつけるようにしてください。 |
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添削担当者からの一言*あなたの弱点はココかも・・(その2)」 |
*面接官から「お子さんの長所を1つだけお答えください。」と質問されて、「物事に動じることなく」「じっくり周りを観察して」「自分の頭で考えてから行動に移すタイプ」と3つ答えたケースがあります。この質問のポイントは「1つだけ」と限定していることです。減点の対象になるばあいもあります。
*ついでに、この回答には気になる点があります。テストのときに、先生が、さあ、△△をやろう! と言ったとき、「じっくり周りを観察して」「自分の頭で考えてから行動に移すタイプ」だと「動きの鈍い子」と誤解されるかもしれません。親御さんは長所とお考えであっても、短所と受け取られることもあります。注意してください。 |
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添削担当者からの一言*あなたの弱点はココかも・・(その3) |
*回答は簡単過ぎてもいけない。「本校の受験をいつ頃からお考えでしたか」という質問に対して、回答文案は「去年の春です」とたった6文字です。これでは入学する気はないと誤解されます。受験準備にはたっぷり時間をかけることができたはずです。御校への受験を決めてから、自分の身の回りのことは何でもひとりでできるようにさせた。お友達とたくさん遊ばせた。家の手伝いもさせた等々、存分にPRしてください。
*合格させる材料をそちらから提供してくださいと催促されているような質問とお考えください。簡単な質問で一言で用は足りますが、簡単に済ませてしまうと、逆に、合格しても入学する気がないと誤解されます。 |
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添削担当者からの一言*あなたの弱点はココかも・・(その4) |
*父親に向かって、「ココでお子さんに本校の良さを説明してあげてください」と指示というか「お願い」をされることがあります。最近、ちょっとおおくなったかなという印象です。
*父親とお子さんの言葉のキャッチボールができればいいのですが、ほとんどの場合、父親が話しかけても、お子さんは「うん」と返事をするだけで会話にはなっていません。でも、それがフツーです。そんなことで減点にはならないでしょう。
*「この学校にはやさしそうな先生がいっぱいいらっしゃったね。ここのプールは冬でもはいれるよ。校庭にはゴミが1つも落ちていなかったね」という回答文案をお送りいただきました。これでもいいのですが、受験校は小中高が同じ敷地内に設置されています。5歳6歳のお子さんに、一貫教育の良さを説明するのはむずかしいとおもいますが、中学や高校のお兄さんやお姉さんから遊んでもらえる学校だよ・・でもいいとおもいます。
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添削担当者からの一言*あなたの弱点はココかも・・(その5) |
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